SOUND & PRACTICE / 音と瞑想のガイド

ソルフェジオ周波数とは?
音を選ぶ楽しさから。

528Hz、396Hz、639Hz。気になる数字を、耳で感じる音へ。音の高さとビートの違いを知ると、自分に合う響きを選ぶ楽しさが広がります。

Binawave編集部 · 2026年10月5日

ソルフェジオ周波数とは?

ソルフェジオ周波数は、528Hzなどの特定の周波数を、瞑想やくつろぎの音として楽しむときに使われる呼び名です。音楽の中にその音を含める聴き方もあれば、ひとつの音をじっくり聴く聴き方もあります。

Hz(ヘルツ)は、1秒あたりの振動の回数を表します。528Hzのトーンなら、1秒に528回振動する音。低い数字は低い音、高い数字は高い音というように、まずは「音の高さ」として捉えるとわかりやすくなります。

周波数の名前を入口に、いくつかの音を同じくらいの小さな音量で比べてみましょう。数字から想像した印象と、実際に耳で聴いた印象の違いも、音を選ぶ楽しさのひとつです。

Binawaveで選べるソルフェジオ周波数のトーン

Binawaveでは、174・396・528・639・963Hzのトーンに、休息や自分へのやさしさ、つながりなどのテーマを重ねています。それぞれのトーンに込めたイメージと、日常への取り入れ方をご紹介します。これらの追加トーンはPremiumで利用できます。

周波数ごとのテーマと特徴
周波数特徴・おすすめのシーン
174 Hz安らぎ・深い休息
夜の静けさに包まれるイメージのトーン。一日の終わりに力を抜き、身体の感覚をゆっくり観察する時間に。雨の音を重ねて、静かな休息の背景にも。
396 Hz安心・自分の軸
自分の内側に穏やかな居場所をつくる、メンタルシールドのイメージ。外の出来事から少し距離を置き、いまの気持ちを見つめたり、気分を切り替えたりするひとときに。
528 Hzぬくもり・自分へのやさしさ
ハートをテーマにした、あたたかさを思い描くトーン。自分をねぎらう時間や、胸・お腹の動きに注意を向ける呼吸の瞑想に。心地よい環境音と合わせて、自分のための空間を。
639 Hzつながり・調和
人とのつながりや、やわらかなコミュニケーションをテーマにしたトーン。会話の前にひと息つく時間や、大切な人への感謝を思い浮かべる瞑想の背景に。
963 Hz直感・内なる意識
ひらめきや内側の気づきをテーマにしたトーン。静かに自分の思考を観察する瞑想や、思い浮かんだことを言葉にする前の、内観の時間に。

テーマは、Binawaveで音を選ぶためのイメージです。その日の気分や過ごしたい時間を入口に、心地よく感じる響きを見つけてみてください。

432Hzのベーストーンも別に選べます。音楽を「432Hzで調律する」場合の432Hzは楽器の調律基準を指し、アプリで432Hzのトーンを流すこととは使われ方が異なります。

528Hzとバイノーラルビートは、どう違う?

528Hzは音の高さです。一方、バイノーラルビートの周波数は、左右の耳へ届ける音の「差」を表します。Binawaveでは、この2つを別々に選べます。

Binawaveの設定例左 528 Hz − 右 524 Hz = 4 Hz

528Hzのベーストーンと、4Hzの差をつくるシータモードの組み合わせです。耳へ届く音の高さと、感じるうねりの速さを分けて考えるのがポイントです。

比べるときは脳波モードを同じにし、ベーストーンだけを変えてみましょう。次にベーストーンを固定してモードを変えると、それぞれの設定の違いを聴き取りやすくなります。

バイノーラルビートの仕組みを詳しく読む →

528Hzの音楽を調べた、9人の研究

Akimotoらの2018年の研究では、健康な成人9人が、調律を変えたピアノ音楽を別々の日に5分ずつ聴きました。研究でいう「528Hzの音楽」は、528Hzを含む音階で調律した曲です。

研究者は、気分の質問票と唾液中の物質を使って、聴く前後の変化を調べました。528Hz条件では、緊張・不安を表す質問票の点数が下がり、ストレス反応に関わるコルチゾールの低下なども報告されました。音楽と気分の関係を、感想だけでなく複数の測定から探った小規模な研究です。

ここで調べたのはピアノ音楽。Binawaveの単音やバイノーラルビートを測定した試験とは条件が異なります。研究で使われた音の種類まで知ることが、周波数への興味を深める手がかりになります。

ソルフェジオ周波数を、いつもの瞑想へ

  1. 音の高さを選ぶ。気になるベーストーンから始め、ステレオのイヤホンで小さめの音量にします。
  2. 背景を整える。雨や波など、心地よい環境音を控えめに重ねます。
  3. 5分、自分の感覚へ。音を背景に、呼吸や身体の感覚へ注意を向けてみましょう。

聴き終えたら、「この高さは好きだった」「もう少し背景音を小さくしたい」など、次に試したいことをひとつ見つけます。自分の好みを知りながら、音の時間を育てていけます。

マインドフルネス・瞑想の始め方を詳しく読む →

参考資料

528Hzの研究は、原論文の方法と結果をもとに要約しています。トーン一覧と設定例はBinawaveの機能に基づきます。

Akimotoら(2018)· 528Hz音楽の研究(原論文)

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