SOUND & PRACTICE / 音と瞑想のガイド

シューマン共振とは?
7.83Hzと音の体験。

地球を包む、ゆっくりしたリズム。その仕組みを知りながら、7.83Hzに着想を得た音の時間を楽しんでみませんか。

Binawave編集部 · 2026年10月5日

シューマン共振とは、地球と電離層の間に生じる電磁波の共振。

地球の上空には、電気を帯びた粒子が集まる「電離層」があります。地表と電離層の間を、大きな球形の空間として想像してみてください。雷が生む電磁波の一部は、この空間を地球に沿って巡ります。

空間の大きさに合った波が重なり、特定の周期で強め合う現象がシューマン共振です。楽器の中で振動が響き合うことにたとえると、「地球を囲む空間にも、響きやすい周期がある」というイメージになります。実際に扱うのは空気の振動ではなく、電磁波です。

NASAの解説では、雷によって生まれる非常に低い周波数の波として紹介され、地球の大気や電気的な環境を調べる手がかりにもなると説明されています。

よく見かける「7.83Hz」は、何の数字?

7.83Hzは、シューマン共振の基本的な周波数を表す代表的な値です。Hzは1秒あたりの回数なので、約7.83回の周期に相当します。これとは別に、より高い周波数の共振もあります。

自然界の共振は、地球を包む環境の中で観測される現象です。一方、アプリで使う7.83Hzは、音をつくるための設定値。同じ数字でも、何が振動しているかを分けて考えると、自然の仕組みと音の体験をそれぞれ楽しめます。

Binawaveのシューマンモードは、7.83Hzの差を音で表現。

Binawaveのシューマン共振モードは、地球の共振をイメージしたPremiumのバイノーラルビート設定です。左右の耳へ届けるトーンに7.83Hzの差をつけます。

ベーストーンを528Hzにした設定例左 528 Hz − 右 520.17 Hz = 7.83 Hz

耳へ届く音は528Hzと520.17Hz。7.83Hzは、左右の音の差から感じるビートの速さです。

スマートフォンから届けるのは音であり、地球の電磁環境を再現する装置ではありません。自然のリズムから着想を得た音として、波や雨の背景音と合わせてみましょう。

ふたつの音から生まれるビートを詳しく読む →

シューマンモードを、静かな瞑想の背景に。

  1. Premiumでシューマンモードを選ぶ。好みのベーストーンと組み合わせます。
  2. 左右の音を分けて聴く。ステレオのイヤホンやヘッドホンを使い、音量を控えめにします。
  3. 自然の音を重ねる。波や風など、好きな環境音を小さく加えます。
  4. 呼吸へ注意を向ける。まずは5分、音を背景に、息が入って出ていく感覚を観察してみましょう。

同じ7.83Hzのモードでも、ベーストーンや背景音を変えると聴こえ方が変わります。選ぶ基準は、その日の自分が心地よく聴けること。自然への好奇心を、日常の小さな休息につなげてみてください。

シューマン共振とソルフェジオ周波数は同じもの?

シューマン共振は自然界の電磁波の共振、ソルフェジオ周波数は特定の音の高さを楽しむときの呼び名です。Binawaveでは、528Hzなどのベーストーンと7.83Hzのシューマンモードを組み合わせられます。「音の高さ」と「左右の差」を別々に選ぶ仕組みです。

参考資料

自然現象の説明はNASAの解説と資料に基づきます。音の設定例はBinawaveの機能に基づきます。

NASA · シューマン共振の仕組み

NASA · 基本周波数7.83Hzを紹介する資料(PDF)

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